1.2 インストール

ファイル OpenSTF.zip をダウンロードして展開し、 フォルダ"OpenSTF"を適当な場所(例えばドキュメントの下)にコピーしてください。
バージョンアップのときは同じ名前のファイルはすべて上書き保存してください。
ファイル構成は以下のようになります。

  1. ost.exe : 計算プログラム (CPU版)
  2. ost_post.exe : ポスト処理プログラム
  3. ost_mpi.exe : 計算プログラム (CPU+MPI版)
  4. ost_cuda.exe : 計算プログラム (GPU版)
  5. ost_cuda_mpi.exe : 計算プログラム (GPU+MPI版)
  6. OpenSTF.exe : GUIプログラム
  7. ev2d.exe : 2次元図形表示プログラム
  8. ev3d_otk.exe : 3次元図形表示プログラム(OpenTK版)
  9. vcomp140.dll : OpenMP用ランタイムDLL(Microsoft製)
  10. OpenTK.dll : ev3d_otk.exe用ランタイムDLL(OpenTK付属)
  11. OpenTK.GLControl.dll : ev3d_otk.exe用ランタイムDLL(OpenTK付属)
  12. mpiexec.exe : MPI対応のプログラムを起動するプログラム(Microsoft製)
  13. msmpi.dll : MPI対応プログラム用ランタイムDLL(Microsoft製)
  14. smpd.exe : MPI用通信プログラム(Microsoft製)
  15. include/ : ヘッダーファイルフォルダ
  16. sol/ : 計算プログラム用ソースコードフォルダ (CPU版)
  17. post/ : ポスト処理プログラム用ソースコードフォルダ
  18. mpi/ : 計算プログラム用ソースコードフォルダ (CPU+MPI版)
  19. cuda/ : 計算プログラム用ソースコードフォルダ (GPU版)
  20. cuda_mpi/ : 計算プログラム用ソースコードフォルダ (GPU+MPI版)
  21. data/ : 入力データ用フォルダ
  22.    /sample/ : サンプルデータ用フォルダ
  23.    /benchmark/ : ベンチマークデータ用フォルダ
  24. datalib/ : データ作成ライブラリ用ソースコードフォルダ
  25. python/ : Python版ソースコードフォルダ(6章参考)

Windows環境での注意

  1. ダウンロードしたファイルを実行する前に必ずセキュリティソフトでチェック(ウィルススキャン)してください。
  2. 初回に実行するときに「WindowsによってPCが保護されました」というメッセージが出たら、 [詳細情報]→[実行]をクリックしてください。2回目からはメッセージが出なくなります。
  3. 実行プログラムはWindows11 64ビット版です。
  4. 実行プログラムをそのまま実行するときは開発環境は不要ですが、 ソースコードを修正するにはC/C++コンパイラが必要になります。

Linux環境での注意

  1. 拡張子exe,dllファイルはWindows用実行プログラムです。それらをすべて削除してかまいません。
  2. ソースコードをビルドするためにC/C++コンパイラが必要になります。
  3. 図形出力はHTML形式になります。
  4. 使用方法については4.5,4.6を参考にしてください。